いつもご利用いただきありがとうございます。
今回はみちくさの活動とは少し違うのですが、市民カレッジで講師として活動しましたのでご報告させていただきます。
みちくさ管理人である松崎のマイプロジェクト「海ごみクリエイター活動」として、鹿嶋市の市民カレッジの講師として参加させていただきました。海ごみのワークショップを制作したのが3年ほど前。コロナ禍で、時間があった協力隊時代に、海で暮らしたかった自分の活動として、海ごみワークショップを制作しました。
なぜ自分がやりたいのか、なぜワークショップにしたのか、たくさん考えて作らせていただきました。
出張ワークショップも行っておりますので、もし、ご依頼等ありましたら、お問合せからご相談ください。
今回の講座は午前中の3時間(9時~12時)で行いました。参加者は約20名の親子!小学1年生から3年生くらいまでのお子さんが保護者の方と参加してくださいました。鹿嶋市内の全域からきていただき、海の近くのお子様たちだけでなく、他地域の方にお話を聞いていただけたのがとてもうれしかったです!
➀海ごみ万華鏡づくり
②ワークショップ(学んだり・ワークシートに記入したり)
③海ごみアート
コチラの流れで行いました!
海ごみ万華鏡づくりは約30分行いました。
事前に砕いたマイクロプラスチック、プラスチック片を使い、思い思いに万華鏡の中に飾っていきます。まず最初は、プラスチックを触ってみるところから、特に知識をたくさん入れる前に行います。アート制作などが無い場合は体験は後からにすることが多いのですが、今回は先に行いました。
※万華鏡ワークを行う際は材料費の関係で300円~500円/一人あたりかかります。
学びの時間は小学生向けなら30分程度で行っています。流れとしては
➀動画 3~5分
②インプット時間 15分~25分(実験なども行います)
③ワークシート時間 5~10分
こちらで行うことがほとんどです。
動画はさまざまですが、わかりやすいもの、何回か受けてくれている方がいる場合はかぶらないようにしております。また、当日の体験内容に合わせてマイクロプラスチックの話がおおめなのか、プラスチックやゴミについての大きなお話なのかでも変更しています。
今回は市民センター様からご依頼があり、「コロナ禍で使用していたアクリル板を活用したアートができませんか?」とのことだったので、活用案を考えてみました。
アクリル板の下に亀の下絵を置いて、その上にペットボトルキャップや海ごみを付けながら形を作ってもらいました!みんな海ごみを触りながら、「これなんだろう」「見たことある!」「かわいいのあった!」とワクワクとアートをしていました。
たくさんのゴミを目の前に、真剣に作る姿に感動しました。
SDGsや環境問題のお話をすると、どうしても暗い雰囲気になってしまいます。動画などで深刻な様子を映すとき、毎回シーンと終わります。真剣に見てくれて、考えてくれて感じてくれている証拠なので、うれしいことでもあるのですが、最終的に、ワークショップが終わるタイミングではみんなで笑顔で帰ってほしいなと思っています。なので、最後はわいわいとした雰囲気を楽しむ。海のゴミだけど、カラフルなプラスチックで遊んでみる。そんな終わり方をするようにしています。
季節に関係なく、海ごみに関する活動を行っておりますので何か気になることがありましたらご相談ください。
※今回制作したアート作品は鹿嶋市の芸術祭(10月末に市民センターにて行われます)で見ることができます。